クラシック・ギターの楽しみは、
なんといっても自分の指で直接音を出す、その音色です。
ギターの6本の弦から生まれるアルペジオの響き。
なぜあんな独特の魅力があるのかご存じですか?
それは、ギターでは弦を一本弾くと、他の弦も共鳴して少しずつ音を出し、目立たず支えているからなのです。
響き合うことでより美しくなる……そのアルペジオにメロディを乗せ、
自分一人で思ったように演奏ができる独奏楽器がクラシック・ギターです。
楽しみ方は盛り沢山、オリジナル作品はもちろん、
ポップス・演歌、弾き語り、合奏……
思い出のあの歌や、耳元から離れない曲がきっと弾けるようになります。
最初はちょっと難しいけど、弾けば弾くほど音がよくなっていくのはとてもうれしいものです。
身近でありながら素敵な楽器です。
初心者の方も、むかしは弾いていたなぁ……という人も自由に弾けるようになれば、
本当に楽しい世界が待っています。
指で直接弦を弾くので、手や爪の形、弾き方で音が全くちがい、人それぞれの音色になります。楽器は職人さんの手作りで、一台ずつに込められたその心を身近に感じることができます。
楽しみは人の数だけあり、喜怒哀楽を共にしていくような、身近な人生の友になる魅力が、
この楽器にはあります。柔らかい、澄んだ音色に親しんでみませんか?
この喜びを皆さんと共有できればと願い、そのお手伝いをするためのクラシックギター科です。
竹森良太先生
楽器を弾けるというのはよいもので、一度好きになると5年や10年はあっという間に経ってしまいます。
生徒さんがよく「ギターを弾いている間は頭の中にその事しかなくなる」と話してくれますが、日々色々な出来事がある中で、好きな事に集中する時間を持って、元気の元になるような…そんな存在にギターがなってくれればと、レッスンをさせていただいています。
喜びを感じる瞬間は沢山ありますが、弾けなかった曲が弾けるようになったり、自分がイメージした音がようやく出るようになった時、そしてギターが本当に好きになってくると、予想外に美しい響きに出会い、驚く時もあります。
しかし、壁にぶつかることもあれば、一人で楽譜に向かうのがつらくなってくる……どんな事でも、続けるというのは簡単ではありません。
そんな時のためにお手伝いをさせていただきながら、同じ楽器を学ぶ仲間との繋がりや合奏で、出口が見えたり、分かち合ったりと、ギターを学ぶことが生活の一部になることと思います。
ギターに興味や憧れを持っている方、あなたは数年先にはギタリストかもしれません!??
兎にも角にもやってみないと始まらない。どうぞいつでもいらして下さい!
神田音楽学校でお待ちしてます!
竹森 良太(Takemori Ryota)
1983年生まれ、山口県出身。
2000年秋、千葉県船橋市在住の11弦ギタリスト辻幹雄氏の音楽に出会い、ギターを始める。
2001年より4年間、クラシック・ギターを上西達也氏に師事。